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志純太平記

鎌倉時代末期から南北朝時代初期

楠木正成や足利尊氏など、多くの英傑が活躍したこれらの時代

英雄にも名将にもなれず

ただ己の信念を純粋に貫いた男がいた

その男の名は児島高徳

これは、激動の時代を生き抜いた一人の武士の物語


※この物語に登場する一部の人物、合戦の詳細は事実とは異なる場合があります。

第一話	「出会い」…備前国の風来坊・児島高徳は、一人の若き公家と出会う
第二話	「道連れ」…児島高徳と日野俊基。奇妙な出会いをした二人の行き先は？
第三話	「旅の真相」…謎の武士達に狙われた二人。日野俊基の旅の目的が明らかになる
第四話	「旅の終わり」…伯耆国の名和長年に謁見する俊基。それは俊基と高徳、二人の旅の終わりを意味していた
第五話	「嵐の前」…天皇の側近達が幕府打倒の動きを活発化させ、高徳の運命も大きく変わり始める
第六話	「正中の変」…１３２４年に起きた事件。高徳は友を守れるのか
第七話	「四国からの嫁」…新たな仲間と嫁を迎え、児島高徳の周囲はますます賑やかになる
第八話	「暗躍する時代」…ささやかな平穏も、いつかは壊れる。そして壊すのは多くの場合、人である
第九話	「世話焼き」…時代を動かすのは人。人を動かすのも人。では高徳を動かす者は
第十話	「元弘の変・序」…決して相容れない不屈の意志と野望。やがてそれは、再び戦乱を呼ぶ
第十一話	「戦線崩壊」…挙兵した天皇軍は幕府の大軍に押され、遂に全面敗北する
第十二話	「別れ」…乱世の果て、高徳に友との別れが迫る
第十三話	「白桜十字詩〜桜に誓う狂心〜」…天皇奪還に向け、児島高徳が動き出す。誰の為に？
第十四話	「野良犬」…牙を抜かれた野犬はどこへ行くのか。世の荒波は高徳をどこへ導くのか
第十五話	「亡者」…一度死んだ男が二人。この世はとかく不思議なめぐり合わせなり
第十六話	「元弘の変・再」…１３３２年、再び楠木正成が挙兵する
第十七話	「将星」…幕府打倒を目指し、方々で戦いが繰り広げられる。そして東国では、一人の武士が勇躍の時を待っていたnew

人物辞典と年表
※実在の人物を紹介しています
（随時更新予定）


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